エアコンの暖房の省エネ
エアコンの暖房の省エネ2025/10/24
寒さが厳しくなる時期、建物の快適性・コスト効率・健康維持すべてに影響するのが「エアコン暖房設定」。
ビル設備を管理するプロとして、最新のデータ、現場で使えるノウハウをもとに、暖房運用の質を高める方法を整理します。
運用/設定方法
- 温湿度の可視化
 - 温度・湿度計を複数箇所に設置し、データをモニタリング。体感だけでなく、「数値としてどこが快適で、どこが課題か」を把握。
 - 風向・風量の調整
 - エアコンの風が直接人に当たらないように風向を工夫。
足元や窓際の冷気対策として風量を確保。
風量を自動モードで運転させて過剰な強さを避ける。
ちなみに環境省の推奨の冬の暖房時の室温は 20℃ を目安とすること。1℃下げるだけでも消費電力が約10%削減につながるとされています。 - 運転プログラムの見直し
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- 朝の立ち上げ時に温度をやや高めに設定し、稼働後に微調整する。
 - 人感センサー・タイマー機能を活用して、無人時の無駄運転を防ぐ。
 
 - 機器の選定と更新/補助制度の活用
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- 省エネ性能(COP・APFなど)が高いタイプを選ぶ。
経済産業省/自治体の補助金を活用することで初期投資を抑えることが可能。 - 古い機種は効率が下がって電気代が嵩むので、更新時期を見極める。
 
 - 省エネ性能(COP・APFなど)が高いタイプを選ぶ。
 - 定期メンテナンス
 - フィルター・熱交換器・冷媒ガスなどの点検・清掃を定期的に。性能低下を防ぎ効率を維持。
特に外気が厳しい日が続く前の準備が肝心。 
株式会社朝日ビルメンテナンスでは他にも様々な清掃・設備事業を承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
