室内外機洗浄
室内外機洗浄2025/12/18
冬の暖房シーズン、光熱費の上昇に悩む管理者は少なくありません。
暖房効率を高める方法として、効果的な方法の一つが、室内機・室外機の洗浄です。
見た目の清掃にとどまらず、空調性能そのものを左右する重要なメンテナンスとして注目されています。
室内機洗浄:快適性と空気品質の両立
室内機の内部には、想像以上にホコリ・カビ・花粉などの汚れが蓄積しています。これらがフィルターや熱交換器に付着すると、風量低下・ニオイ発生・暖房効率の低下を引き起こします。
定期的な分解洗浄を行うことで、
●吹き出し温度の回復
●消費電力の削減(最大15%)
●空気中の雑菌抑制
といった効果が得られます。特に飲食店舗や病院などでは、空気環境改善による利用者満足度の向上も期待できます。
室外機洗浄:熱交換効率を最大化
熱交換器フィンに土埃・排気ガス・落ち葉・虫の死骸などが付着すると、空気の通り道が塞がれ、熱交換効率が大きく低下します。これが電力消費の増加や暖房能力低下の主な原因のひとつです。
洗浄作業では、以下のポイントを押さえましょう:
●熱交換フィンを専用洗浄剤と低圧洗浄で丁寧に洗浄(高圧すぎるとフィン変形の恐れ)
●ファン羽根の汚れをブラシと中性洗剤で除去(風量回復・騒音低減)
●洗浄後は自然乾燥またはブロワーで完全乾燥させる(結露による錆防止)
これらを実施することで、熱交換性能が改善し、暖房立ち上がりの短縮・電力使用量の
削減(最大10〜20%)が期待できます。