消火用散水栓箱腐食対応作業
消火用散水栓箱腐食対応作業2025/10/24
消火用散水栓箱とは?
建物の廊下や階段付近など、人がすぐ使える場所に設置される箱。
中には以下のものが収納されています。
- 消火用ホース(布製や合成繊維製)
- 開閉バルブ(レバー)ノズル(放水口)
火災が発生した際に、建物の受水槽や配管から水を引き出し、ホースで直接消火活動ができるようになっています。
- 腐食(錆)があるとこんな不具合が…
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- 腐食が進むと扉の開閉が困難になり、火災時に使用が遅れる可能性。
- 腐食や劣化が著しいと消防検査で指摘・改善命令の対象。
- 腐食した消火栓箱は来訪者や利用者に「管理が行き届いていない建物」という印象を与える。
- 腐食が進むと、表面塗装補修だけでは済まず、箱ごとの交換工事が必要になりコスト増。
- まとめ
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- 放置すると
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- 「火災時に使えない → 人命危険」
- 「消防法違反 → 行政処分」
- 「建物の信用低下」
- 「修繕費増加」
- という4つのデメリットが発生します。
- Q,腐食対応はどのような作業を行うの?
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消火用散水栓箱(消火栓ボックス)が腐食した場合、腐食の程度に応じて以下のような対応作業が行われます。
- 軽度(サビ・塗装剥がれ)→ サビ落とし、防錆処理、再塗装
- 中度(扉や部品の劣化)→ 扉・取っ手・表示板などの部品交換、補強
- 重度(箱全体の腐食・穴あき)→ 箱ごと交換、内部機器の点検・交換
軽度=塗装補修、中度=部品交換、重度=本体交換」 が基本対応です。
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- 消火用散水栓箱
- 作業前
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- 消火用散水栓箱
- ケレン錆止め作業
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- 消火用散水栓箱
- 下塗り作業
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- 消火用散水栓箱
- 下塗り作業完了
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- 消火用散水栓箱
- 上塗り作業完了
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