受水槽への給水不良の緊急対応
受水槽への給水不良の緊急対応2025/06/24
- 不具合の原因:ダイアフラムの経年劣化
- 原因を調べた結果、定水位弁内部にあるゴム製のダイアフラムが劣化していることが判明しました。このダイアフラムは、水圧を利用して弁の開閉を制御する重要な部品です。劣化や破損、固着が起こると、給水が止まったり、逆に止まらなくなったりするトラブルの原因になります。
- 対応内容:部品の交換と動作確認
- 給水を一時停止し、定水位弁を分解。劣化していたダイアフラムを新しいものに交換し、再度組み立てを行いました。作業後は正常に給水が再開され、水位も安定して回復しました。また、ボールタップによる止水機能も問題なく作動していることを確認しました。
- 今後の対応とご提案
- 今回のような不具合は、ダイアフラムの経年劣化(5~10年程度)が主な原因です。見た目では判断しにくい部品なため、定期的な分解点検や予防交換を行うことでトラブルを未然に防ぐことが可能です。
また、万が一定水位弁に不具合が生じた場合でも、給水を完全に止めないようにするために、バイパス配管(予備系統)を設置することも非常に有効です。特に病院・福祉施設・大型商業施設など、水の安定供給が求められる建物では、導入を強くおすすめします。
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- 全景
- 受水槽
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- 受水槽
- 定水位弁
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- 作業中
- 定水位弁分解
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- 作業中
- 定水位弁分解
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- 作業中
- 定水位弁分解
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- 作業中
- 定水位弁分解
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- ダイアフラム交換
- 左:新品 右:旧品
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- 作業後
- 給水良好
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