床下地補修工事
床下地補修工事2024/11/18
執務室の床、他数ヵ所に違和感(盛り上がり)があると連絡を受けOAフロアを剥がすと、床面コンクリートにひび割れを確認しました。
コンクリートを斫ったところ鉄筋箇所が錆びていたため腐食による爆裂現象と思われます。
ひび割れ箇所を取り除きモルタルで固め、問題なく工事完了しました。
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- 全景
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- 全景
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- 床タイルカーペット取外し
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- 床下地
- ひび割れ箇所拡大
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- ひび割れ箇所 斫り
- 作業前
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- ひび割れ箇所斫り
- 作業中
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- モルタルによる補修
- 作業中
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- 鉄板による補強
- 作業後
爆裂現象とは?
爆裂現象とはコンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張する事により外側のコンクリートが浮いた状態、若しくは鉄筋がむき出しになり崩落している状態の事です。
こうなるとコンクリート本来の強度が低下し、建物の荷重を支える力が弱くなるため 速やかに補修が必要となります。
爆裂が起きる原因
爆裂が起きてしまうのには様々な要因がありますが、その中でも主な原因となるのが、ひび割れによる亀裂の拡大です。
コンクリートは年数が経つにつれて中性化して強度が下がったり、乾燥や気温変化による膨張と収縮の繰り返しによってひび割れが生じてしまいます。
そのようにしてひび割れが発生してしまうと、そこから雨水や空気が侵入しやすくなり、内部の鉄筋に水分が付着しやすい状態になってしまいます。
ひび割れから侵入した水分が鉄筋に付着することで次第に鉄筋が錆び始め、体積が以前より増加してコンクリートを内側から圧迫する事で爆裂が起きてしまうのです。
この様に、徐々に鉄筋が浸水されて錆びていき、膨張する事で爆裂が起きる原因となります。
株式会社朝日ビルメンテナンスでは他にも様々な清掃・設備事業を承っております。
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