鳩除け忌避剤施工
鳩除け忌避剤施工2024/09/20
鳩糞による汚れは見た目も悪く簡単な清掃では綺麗になりません。
見た目だけではなく糞には様々な菌が付着しており健康を害する危険性があります。
また、糞は酸性が強く放置すると外壁や金属部の腐食が進み漏電等の原因になる可能性もあるため、忌避剤の設置などを検討し鳩除けの対策が必要です。
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全景
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ハト糞被害状況
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- ダクト上部 ハト除け忌避剤
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Before
After
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- 配管上部 ハト除け忌避剤
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Before
After
被害をもたらす理由について
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- 非常に高い繁殖力
- 鳩は繁殖力が高く、平均で年に4回~8回産卵し、1度の産卵で卵を2個産みます。
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- 屋内を好む
- 鳩は天敵(トンビ・カラス・ネコ等)から狙われにくく雨風をしのげる場所を好みます。
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- 非常に強い執着心
- 鳩は好都合な場所を見つけると、とても強い執着心をもちます。一度巣を作った場所から離れません。
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- 捕獲ができない
- 鳥獣保護法の対象となっているため、捕獲や殺傷が禁じられています。
鳩の糞がもたらす可能性がある病気
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- ヒストプラズマ症
- 鳩の糞などに含まれるカビの一種。ヒストプラズマ真菌を大量に吸い込むと感染する可能性のある病気です。感染すると、発熱などインフルエンザに似た症状や結核に似た症状を起こします。免疫低下、肺疾患のある方が感染すると最悪命に関わる事もあります。
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- ニューカッスル病
- 鳥類236種で感染が確認されているウイルスによる感染病です。人に感染すると軽度の結膜炎や発熱など、インフルエンザに似た症状を起こす事が報告されています。
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- サルモネラ食中毒
- サルモネラ菌による食中毒です。鳩のうち約2割がサルモネラ菌を持っていると考えられ、感染すると下痢や腹痛、発熱の症状が出る場合もあります。
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- クリプトコッカス症
- 乾燥に強く2年以上生息するカビによる感染症です。乾燥した糞が埃などとともに人に吸収され発病します。軽症の場合は、皮膚炎や発熱の症状が現れます。最悪の場合は、脳や脳髄膜液まで侵され、認知障害、異常行動が起こり死亡に至ることもあります。
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- オウム病
- 鳥の体内に生息するオウム病クラミジアによる感染症です。鳩の一部がこのウイルスを持っています。吸い込んで感染すると軽症な場合は風邪に似た症状ですが、重症化すると肺炎や気管支炎、髄膜炎になる恐れがあり死亡例も確認されております。