照明リニューアル時期の目安
照明リニューアル時期の目安2024/02/6
照明器具の寿命
設置して10年経過すると外観だけでは判断できない内部の劣化は進行しています。
電源・電圧、周囲温度が高い場合や、点灯時間が長い場合は更に寿命が短くなります。
蛍光灯器具 内部部品の劣化
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- ソケット
- 熱劣化により変色し、樹脂部分が割れランプが落下する危険があります。
異常発熱により、ソケットが溶ける事故も報告されています。
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- 安定器
- 写真の例では発熱により銘板と周囲のボードが変色しています。
更に劣化が進行すると安定期内部の配線被覆が破れ絶縁不良により発煙事故に至る場合があります。
照明器具リニューアル時期の目安
安定器の平均寿命は 8~10年のため、設置して10年ほどで点検と取替えを計画的に行うことが望ましいと言われています。
15年経過した器具は安全のためリニューアルをおすすめします。
省エネ効率比較
(※2023年12月現在)
- Hf32形 2灯
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機器種別 消費電力(W/台) 蛍光灯 66W LEDベースライト 26W 約60%削減
- DL 60Wクラス
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機器種別 消費電力(W/台) ダウンライト 60W LED 5W 約90%削減
- 水銀灯 400W
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機器種別 消費電力(W/台) 水銀灯 400W LED 100W 約75%削減