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省エネ情報(2月号) 動物用プール水の水質管理と節水2019/01/20

動物用のプールについて、適切な水質を維持することは難しい。糞尿・屋外であれば枯葉などのゴミ、上水・井水など水の種別、または残留塩素による動物への影響など考えなければならないことも多く、水質の維持管理には細心の注意が必要である。

今回は鳥類用プールの水質管理と節水について検討する。
生き物が相手なため、安易に 「水の入れ替え回数を減らしましょう」 と提案するわけにもいかない。
周到に現状を把握する必要がある。

改善前は以下のような状況であった。
・ 週2回水の入れ替え・・・・・臭いとコケ防止のため
・ 細い水を出しっぱなし・・・・・鳥の水浴び用、オーバーフローによるゴミの除去のため
・ 上水使用・・・・・井戸水も使用できるが水の出が悪いため利用していない
ゴミの除去・水質を保つための対策として、水を多く使用している状況であった。

ゴミの除去・プール水撹拌による水質改善を行うため、噴水付きの循環ろ過装置を提案。
また、井戸水を通常利用可能な環境に改善し、上水使用量を削減させる提案を行った。
※下図:ろ過システム配管図
ろ過システム配管図

<概算削減値>
改善前:10.00m × 4.00m × 0.30m × 2回/週 × 52週/年 = 1,248㎥/年
改善後:10.00m × 4.00m × 0.30m × 1回/月 × 12か月/年 = 144㎥/年
削減量:上水 1,248㎥削減  下水 1,248㎥/年 - 144㎥/年 = 1,104㎥/年削減
削減額:上水 約55万円/年(500円/㎥で試算) 下水 約44万円/年(400円/㎥で試算) 計 約99万円/年

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