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フロン排出抑制法2020/10/20

業務用の空調機について「使用時における設備不良等によるフロンガスの漏えい」を防止するため、フロン機器の点検(簡易点検、定期点検)が義務となっています。
フロン機器の定格出力に応じて、管理者自ら実施可能な「簡易点検」と、有資格者が行う「定期点検」を定期的に行う必要があります。

簡易点検項目について
全ての機器ユーザーに対して、使用する全ての業務用冷凍空調機器について日常的に行う「簡易点検」を3ヶ月に1回以上行うよう定めています。
代表的なビル用マルチエアコンと店舗用パッケージエアコンの簡易点検項目は以下になります。
室外機点検 機器の異常振動・異常運転音
室外機の振動や運転音に異常がないか確認。
機器及び機器周辺の油のにじみ
室外機の外観や熱交換器、周辺に油のにじみがないか確認。
機器のキズ、熱交換器の腐食、錆など
室外機の外観や熱交換器にキズや錆、腐食がないか確認。
室内機点検 室内機の熱交換器の霜付きなど
室内機の熱交換器に霜付きや油のにじみなどがないか確認。
また、異常運転音がしないか確認。
(室内機の熱交換器は、通常外からは見えませんが、グリルを外すと見える場合があります。)
危険な箇所に設置された室外機簡易点検について

経済産業省と環境省の元、発行されている【簡易点検の手引き】には、以下のように記述があります。

  • 室外機が容易に見られる場合は点検してください。
  • 防護柵のない屋上への設置や、高い壁面に設置されたものは室内機の点検のみで構いません。

つまり、室外機が容易に見られない場所は点検しなくても問題ありません。
ただ、点検できない理由の記録は必要です。
万が一、点検できなかった機器からフロンガス漏えいが発覚しても罰則の対象とはなりません。

業務用エアコンに多く使用されているR410Aという冷媒の地球温暖化係数は二酸化炭素の2,090倍です。
少しでもフロン類の漏洩を防げるよう、日々のメンテナンスが非常に重要となってきます。

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