新型コロナウイルス感染対応シミュレーション
新型コロナウイルス感染対応シミュレーション2020/05/25
入居テナントの従業員の方が新型コロナウイルス感染の疑いのため、PCR検査を受けたとの一報がありました
新型コロナウイルスの感染経路として、
- 咳やくしゃみなどの飛沫と共に放出されたウイルスが体内に入ることによって感染する飛沫感染
- 机やドアノブなど触れた場所に付着したウイルスが粘膜・結膜などを通じてウイルスが体内に入り感染する接触感染
があります。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「3密」「ソーシャル・ディスタンス」という言葉を耳にするようになってきています。
厚生労働省では、人との距離が密になってしまうような場所や状況を避けること、感染症の拡大を防ぐために、人混みを避けたり、人との距離を取ることが重要であるとしています。
咳等の飛沫は2~3m先まで飛ぶとされています。
また、感染予防策として最も有効な手洗いの徹底です。
これらのことをふまえ、弊社のビルメンテナンスとして現在下記の対策強化を行っております。
- 施設感染症対策
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- 共用部清掃強化(ドアノブ・ボタン・操作機器等)
- 入館者へのマスクの着用のお願い等の掲示物の作成と貼出し
- 出入口へのアルコールの設置
- 喫煙所の閉鎖
- 施設設備員としての感染症対策
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- 毎朝の検温(チェック表作成しの各設備員の体調の把握、平熱より高ければ、協議の上、自宅待機)
- 代替要員の確保
- マスク・アルコール消毒液の確保
- 管理会社、関係部署への報告
- テナント消毒範囲の確認、共用部消毒の協力業者の確保
また、上記対策に加え、PCR検査が陽性だった場合の対応シミュレーションを行いました。
- PCR検査陽性だった場合の対応シミレーション
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- 今後の対策や方針についての説明と情報共有(周知と情報発信)
- 施設全体における発生状況の把握(情報収集)
- テナント内の消毒、共用部消毒の手配と実施
- 管理会社、関係部署への報告
今回の結果は陰性でしたが、自分は大丈夫だと過信せず、もしもの場合を想定し日々対策を徹底していく必要があると感じました。