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一番近い永遠2013/06/1

 プロ野球大リーガー選手・イチローにスポーツ記者が質問したことがあります・・「前人未到、夢の打率4割は可能でしょうか?」 イチロー選手は答えます「一塁ベースがあと15cm近かったら可能かもしれない。しかし一塁ベースが近くなることはありませんから!」と。 私たち素人には分かるはずもないこの15cmの永遠の長さ。しかしイチローは天才だからこの長さを知りえたのではないと思います。少年野球の時代から汗をかいてこの長さに挑戦し続けたからこそ知りえたものだと察します。
 いま街づくりには、障害者のためのバリアフリーが施されています。しかし現実は障害者にとってまだまだ遠い道程のようです。わずか5cmの段差があると車椅子の人は前へ進むことができません。その5cmの永遠の高さは、健常者には感じ取ることはできないものだと思います。街の施設には、健常者にとっても障壁となるものがたくさんあります。それは物理的なものというより心理的なものの方が多いような気がします。その障壁は見えることはありませんが、確実に存在します。しかし熟練したビルメンテナンス従事者には、その障壁が見えるのではないでしょうか。障壁の前で途方に暮れる利用者を人知れず後押しするビルメンテナンスの仲間を見つけることは可能です。
 6月1日、北九州若松において福岡県アビリンピック障害者技能競技会が開催されます。今年も我が社のクリーンクルー2名が新たに挑戦すべく、いまその訓練を積んでいます。永遠の距離を感じ取り、そしてそれを乗り越えていくために。

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